
生活費の補填や、飲食及び交際費を捻出するのに大変便利な、銀行カードローンと消費者金融。しかし、その使用方法を誤ると莫大な金額の借金を背負うことになりかねません。
実際に、銀行カードローンの貸付問題により、日本の自己破産は平成28年頃から増加し続けています。
こうした状況を受けて、サイト『お金借りるを知る』は、資金援助や生活支援で不幸になる人を少しでも減すことを目的として設立されました。当サイトでは、安心かつ安全な消費者金融を選ぶ方法や、カードローンの正しい使い方を、その道のプロフェッショナルである編集者が丁寧に説明しています。
本記事では、カードローンや国内のクレジットカードのシェア状況等を見ていきたいと思います。
カードローンを利用する前に確認すべき4つのポイント
カードローンは即日で融資の資金調達ができるという点では優れた商品です。
しかし、借金をしたという履歴が信用情報に残ったり、カードローンには利息が発生したりと、デメリットもいくつか存在します。
そのため、カードローンの利用を考えている方は、事前に以下の4つの項目を必ず確認して、お金をカードローン以外の方法で借ることができないか検討するようにしましょう。
· 支出を減らし、日雇いバイト等によって収入を増やせないか検討する
· メルカリ等を利用してモノを売り、お金を増やせないか検討する
· 家族からお金を借りられないか検討する
· 公的制度を利用してお金を借りられないか検討する
特に、お金を事業資金として借りたい場合は、『再挑戦支援資金制度』や『新規開業資金制度』を利用して資金調達をすると良いでしょう。
なお、無職の方は、基本的には公的機関の融資制度やカードローンを受けられない場合が多いため、『求職者支援資金融資制度』を使って社会復帰を目指すことをおすすめします。
カードローンを選択する際の比較ポイント
大手消費者金融やメガバンクだけでもさまざまな金融商品がある、カードローン。信託銀行や信用金庫、中小の消費者金融を合わせると、その数はさらに莫大なものになります。それぞれの商品で金利額や利用限度額が異なるので、基準になるものが分からず、どのようにして選べば良いのか困っている方も多いのではないでしょうか。
カードローンを選ぶ際の比較ポイントは下記の通りです。
- 金利
- 安全性
- 返済
- 審査
カードローンを選択する際に最も重要視される点は金利です。カードローンの中には低金利で借り入れできるものもありますが、低金利のカードローンは融資速度や審査が遅い等と、サービス面にマイナスな点があります。
反対に、高金利のカードローンの場合は融資のスピードが速く、無利息の期間を活用できます。そのため、少額及び短期の借入れの場合には、低金利のカードローンよりも返済負担を少なくできることもあります。
カードローンを決める際には、借入れ目的に合わせて、金利や安全性、返済、審査、融資速度等の複合的な観点から適した借入先を選択することが重要です